名前空間とは、プログラム中で定義された名前や識別子の有効範囲を指します。Minecraftにおいては、各種アイテムやブロック、コマンドなどがそれぞれ独自の名前空間を持っています。
カスタムコマンドとは、プレイヤーが自由に作成し、実行できるコマンドのことです。例えば、「/welcome」や「/backpack」など、ユーザーが定義したコマンドを実行することができます。
このカスタムコマンドを登録する際、デフォルトでは名前空間を指定する必要があります。例えば、「/function プレイヤー名:コマンド名」のように、プレイヤー名を含めた名前空間を指定しなければなりません。しかし、最近のマイクラ統合版では、名前空間を指定せずにカスタムコマンドを登録できるようになりました。
具体的な方法は、コマンドブロックを使用することです。まず、コマンドブロックを作成し、その中に「/function コマンド名」というコマンドを入力します。次に、チャット欄で「/give @p minecraft:command_block」と入力し、自分自身にコマンドブロックを与えます。そして再度コマンドブロックを見ると、プレイヤー名の部分が「@p」となっていることに気づくでしょう。
これにより、「/function @p:コマンド名」と入力することで、名前空間を指定せずにコマンドを実行することができます。ただし、プレイヤー名の部分を「@a」に変えることで、全てのプレイヤーがそのカスタムコマンドを実行できるようになります。
また、コマンドブロックを使用しなくても、プレイヤー名の代わりに「*」を使用することで、名前空間を指定せずにカスタムコマンドを実行することもできます。
このように、最近のマイクラ統合版では、名前空間を指定せずにカスタムコマンドを登録・実行することができます。これにより、より簡単にカスタムコマンドを作成し、実行することができるようになりました。
