「マイクラ」は、世界的に人気が高いサンドボックス型のゲームで、プレイヤーはブロックを使って自由に建築や冒険を楽しむことができます。このゲームの中でも注目されているのが、「Java版」と「統合版」という2つのバージョンが存在することです。
「Java版」は、2009年に正式リリースされた初期のバージョンであり、現在でも多くのプレイヤーに愛され続けている古典的なバージョンです。「統合版」は、Windows 10やスマートフォンなど、複数のプラットフォームに対応するために開発されたもので、2011年に開発された「ポケット版」をベースにさらに改良されたものです。
しかし、最近の統合版の発展により、オリジナルの仕様や設定が少しずつ変わってきていることに気づく人が増えてきました。そこで、今回は統合版で起こり得る謎の仕様やJava版との違いについて紹介します。
1. 音楽の違い
統合版では、ゲーム内で流れる音楽がJava版とは異なります。Java版では独自のオリジナル曲が用意されていますが、統合版では権利上の問題から、クリエイティブ・コモンズの楽曲が使用されています。そのため、同じマイクラでも雰囲気が異なる場合があります。
2. スキンの変更
Java版では、マイクラ内で自分の見た目を変更することができますが、統合版ではその方法が違います。統合版ではスキンの変更はマイクラの公式サイトで行う必要があり、ログインする必要があります。
3. パーティクルの違い
Java版では、雨や雪が落ちるときのパーティクルが細かいもので見栄えが良い反面、統合版では粗くて質感が低いものに変更されています。また、統合版では新しいパーティクルが追加されるなど、実況者やプレイヤーからの要望を取り入れたものに変更されています。
4. イグルーの未実装
Java版には、雪原の中に現れる「イグルー」という建物がありますが、統合版では未実装のままです。この他にも、統合版ではまだ未実装の要素やバグがあるため、Java版と比べるとまだまだ内容が不完全です。
5. ジェットコースターの改善
Java版では、ジェットコースターを作る際にゲーム内で動かす必要がある線路が必要ですが、統合版ではこの線路がなくても勝手に動いてくれるようになりました。また、線路のマップの広さも広がっているため、より大きなジェットコースターを作ることができます。
6. スマートフォンの場合
統合版はスマートフォンにも対応していますが、Java版はPCゲームなのでスマートフォンでのプレイには向いていません。しかし、統合版ではスマートフォンに合うように画面の調整や画面タッチによる操作が加えられています。
7. ポーションの色の変更
Java版ではポーションの色がオレンジ色ですが、統合版では透明感が強くなり、色も明るい色に変更されています。これは統合版において、エンチャントのポーションが光るようになったためです。
8. エンチャントテーブルのレベル表示
Java版では、レベルの高いエンチャントをする際にエンチャントテーブルの上にレベル表示が出るのに対し、統合版では表示されません。そのため、どのレベルでエンチャントするかは自分の経験により判断しなければなりません。
9. 故意的なバグの使用
Java版では、バグを利用して行動することは不正行為として禁止されていますが、統合版ではある程度のバグ（例：アイテムを増やすバグ）が認められているようです。しかし、これにより統合版では経済のバランスが崩れる可能性があります。
10. クラフト物の変更
Java版では、プレイヤーが用意した一覧から素材を選ぶと、手持ちのアイテムで実際にクラフトすることができますが、統合版ではその素材が手持ちになくても自動的に素材を補足してくれるようになりました。
11. フライングモード
Java版では、クリエイティブ・モード（無限のアイテムを使用できるモード）で飛びながら建築することができますが、統合版ではできなくなりました。これにより、クリエイティブ・モードでも通常の建設モードと同じように足場を作らなければならなくなりました。
以上が、統合版で起こり得る謎の仕様やJava版との違いの一部です。まだまだ統合版には謎の仕様やバグが存在するため、今後も注目が集まりそうです。しかし、統合版は複数のプラットフォームに対応しており、機能面でも改良されているため、プレイヤーによって使い分けるのも面白いかもしれません。
