マインクラフトの統合版とは、Windows10、Xbox One、Nintendo Switch、スマートフォンなどさまざまなプラットフォームでプレイできるマインクラフトのバージョンのことを指します。今回は、この統合版でプレイする際に使われる種類の1つである「シード値」について説明します。
シード値とは、マインクラフトの世界を生成する際に使用されるランダムな数字のことを指します。このシード値を入力することで、同じ条件で同じ世界を再現することができます。しかし、数あるシード値の中には、非常にレアな条件の世界を生成するものもあり、それらを「神シード値」と呼びます。
今回話題になっている神シード値とは、チェストに出現するアイテムの種類や量が非常に多いというものです。通常、チェストには高々「3個」程度のアイテムが入っていますが、この神シード値では「1つのチェストになんと42個ものダイヤが入っている」という驚異的な結果が出ました。
実際にプレイしている人の動画を見ると、神シード値の世界では荒廃した村が生成され、その中には複数のチェストがあります。そして、そのチェストの中にはたくさんのダイヤだけでなく、金、鉄、エンドライトやレッドストーンなどの貴重なアイテムもたくさん入っているのです。
このようにマインクラフトの世界をランダムに生成するシード値ですが、その特定のシード値を使うことで珍しいアイテムがたくさん入った世界を楽しむことができます。しかし、これらのシード値はゲームバランスを崩すことになるため、プレイヤーは自己責任のもとで利用する必要があります。また、シード値はパソコン版のチャット欄に「/seed」と入力することで確認できますが、統合版では修正が施されたため現在は確認することができません。
マインクラフトにはまだまだ数多くの秘密や楽しみ方があるようです。神シード値を使って、プレイヤー自身が見つけた世界で冒険し、発見する楽しみもまた、マインクラフトの魅力の一つといえるでしょう。
