「血のスニッファー卵」とは、マイクラの都市伝説の1つであり、ある特定の方法でコマンドを入力することで、ホラーなイベントが発生すると噂されています。具体的には、「/give @p spawn_egg 1 0 {EntityTag:{id:”Zombie”,ActiveEffects:[{Id:21,Amplifier:1,Duration:999999}]}}」というコマンドを入力することで、赤い卵が手に入り、それを設置すると周りに血が飛び散り、雨が降り出すというものです。
しかし、実際にこのコマンドを入力しても、特にホラーなイベントは起こりません。また、このコマンド自体もマインクラフトのバージョンアップに伴い使えなくなってしまっています。
この都市伝説の起源ははっきりとは分かっていませんが、プレイヤーたちがインターネットなどを通じて情報を共有しあう中で生まれたものと考えられています。また、マイクラには「エンティティコマンド」という実際に存在しないコマンドの機能を再現することができるコマンドがあり、このコマンドを使って特定のエンティティを出現させることが可能です。そのため、「血のスニッファー卵」も同様にエンティティコマンドを使用した偽物のコマンドであり、実際にホラーなイベントが起こるわけではありません。
もしも実際にホラーなイベントが発生するという噂がある場合でも、それはおそらく他のプレイヤーが行ったプラグインやMODによるものである可能性が高いです。マイクラにはプラグインやMODを導入することで、ゲーム内容を自由に変更できるようになっており、その中にはホラー要素を追加するものもあります。そのようなものを使用しているプレイヤーが「血のスニッファー卵」のような追加要素を装備していたとすれば、周りに発生するイベントもそれに影響される可能性があります。
しかし、これらの都市伝説や噂はプレイヤー同士の楽しみの一つでもあります。無意味なものであるにしても、一定の期間話題を提供することができることから、ゲームをより楽しませる要素の一つとなっています。しかし、危険なプラグインやMODを使用することは自己責任であり、注意する必要があります。
マイクラ都市伝説の中には、実際に起こったことや開発チームによって作られたものがある一方で、プレイヤーたちの妄想や嘘が生んだものもあります。そのため、都市伝説だと噂されていることが本当かどうかは常に注意して確認することが大切です。