『マインクラフト』というゲームには、コマンドブロックという特殊なブロックがあり、プレイヤーが入力したコマンドを実行することができます。このコマンドブロックを使って、実際に回る風車を作ることができる方法をご紹介します。
まず最初に、コマンドブロックを設置します。コマンドブロックはデフォルトの設定ではアイテム入手時にクリエイティブモードでのみ使用可能ですが、サバイバルモードでも使用することができるように「/give @s minecraft:command_block」コマンドを実行して入手することができます。
次に、設置したコマンドブロックを右クリックして、コマンドの入力欄に「/execute @e[type=armor_stand,name=windmill] ~ ~ ~ /tp @e[type=item,nbt={Item:{id:”minecraft:stick”},ActiveEffects:[{Id:25b}]}] ~ ~ ~ ~ ~」と入力します。これは、名前が「windmill」という名前のアーマースタンド(アイテムフレームに入れられるアイテム)が存在する場合、その周りにある「minecraft:stick」というアイテムを持っているプレイヤーをそのアーマースタンドの位置にテレポートするという意味です。
そして、コマンドブロックをもう一度右クリックして、コマンドの入力欄に「/execute @e[type=armor_stand,name=windmill] ~ ~ ~ /summon armor_stand ~ ~ ~ {Marker:1b,NoGravity:1b,Invisible:1b,NoBasePlate:1b,NoAI:1b,Tags:[“windmill”]}」と入力します。これは、名前が「windmill」という名前のアーマースタンドが存在する場合、その周りにマーカーであり、重力がなく、見えない、ベースプレートがなく、AIがないアーマースタンドを召喚するという意味です。
最後に、コマンドブロックをもう一度右クリックして、コマンドの入力欄に「/execute @e[type=armor_stand,name=windmill] ~ ~ ~ /execute @r[type=armor_stand,tag=windmill] ~ ~ ~ /setblock ~ ~ ~ minecraft:redstone_block」を入力します。これは、名前が「windmill」という名前のアーマースタンドが存在する場合、その周りにある「windmill」というタグを持つランダムなアーマースタンドの位置にレッドストーンブロックを設置するという意味です。
これで、風車が実際に回るようになります。プレイヤーが手に持っている「minecraft:stick」アイテムを風車のまわりにおくと、風の力で回転し、レッドストーンブロックが設置されているアーマースタンドが回転することで、コマンドが実行されます。風車のスピードを調整したい場合は、最初に設置したコマンドブロックの「~ ~ ~」の部分を変更することで可能です。
以上が、実際に回る風車を作るコマンドの解説になります。このコマンドを使えば、風車を作るために大量のブロックを並べる必要がなくなり、手軽に楽しむことができます。是非お試しください。 #簡単コマンドおじさんでした。