マイクラ統合版のsummonコマンドとは、ゲーム内のコマンドの一つであり、プレイヤーが特定の条件を満たしたときにあらゆる種類のエンティティ(生物やオブジェクト)を召喚することができます。このコマンドを使用することで、プレイヤーは自由にゲーム内に様々なエンティティを召喚することができ、世界観やゲームプレイをより楽しむことができます。
まず、summonコマンドの基本的な使い方を説明します。このコマンドを使用するには一定の条件が必要で、まずはコマンドを実行するにはスペクテイター権限を持つ必要があります。また、コマンドを実行するためにプレイヤーは、「/summon (エンティティの種類)(座標) [データタグ]」という形式で入力します。ここで「(エンティティの種類)」には召喚したいエンティティの種類を指定し、「(座標)」には召喚したい場所の座標を指定します。また、オプションで「[データタグ]」を指定することで、召喚したエンティティに対して特定のデータを設定することができます。
具体的な例として、プレイヤーがインスタンスを召喚する方法を見てみましょう。まず、プレイヤーの前方5ブロックにゾンビを召喚する場合、「/summon zombie ~ ~ ~」と入力します。これでプレイヤーの位置から前方5ブロックの座標にゾンビが召喚されます。また、データタグを使用して、召喚したゾンビに特定の行動をさせることもできます。例えば、「/summon zombie ~ ~ ~ {ArmorItems:[{},{},{},{id:”diamond_sword”,Count:1b}]」と入力することで、召喚したゾンビにダイヤモンドの剣を装備させることができます。
他にも、プレイヤーが自分で設定したカスタムエンティティを召喚することもできます。それには、カスタムエンティティの作成に用いる「summonコマンドブロック」を使用します。まず、「summonコマンドブロック」に「/summon (エンティティの種類) ~ ~ ~」と入力し、その後に「DataTag:{(設定したいデータタグ)}」を追加します。これで、カスタムエンティティを召喚することができます。
また、エンティティの種類によっては特別な設定やデータタグを必要とするものもあります。例えば、スポーンされたばかりのエンティティに対して特定の行動をさせたい場合には、「ActiveEffects:[{Id:16,Amplifier:1,Duration:100,ShowParticles:false}]」というデータタグを指定することで、指定したエフェクトを与えることができます。
また、summonコマンドはゲーム内のあらゆる場所で使うことができるだけでなく、コマンドブロック内でも使用することができます。コマンドブロックを使用することで、ゲーム内の特定の場所やイベントでエンティティを自動的に召喚させることができます。
以上のように、summonコマンドを使用することで、プレイヤーは自由に様々なエンティティを召喚し、ゲームをより楽しむことができます。しかし、コマンドの使用には一定の知識やスキルが必要なため、慣れるまではコマンドの使い方をよく理解することが大切です。