マインクラフトの統合版・プレイステーション・Bedrock Editionには、コマンドを使って様々なアイテムを作ることができます。その中でも、今回は火炎瓶を作る方法を紹介します。
まず、コマンドウィンドウを開きます。Nintendo Switchの場合は、ゲーム画面で「+ボタン」を押し、コマンドを入力するための文字入力画面を表示させます。
次に、コマンド「/give @p potion 1 0 {Potion:minecraft:lingering_potion,CustomPotionEffects:[{Id:12,Amplifier:0,Duration:160,ShowParticles:false}],display:{Name:”Fire Bomb”}}」を入力します。このコマンドは、プレイヤーに空の火炎瓶を与えるものです。
コマンドの説明をすると、まず「/give」はアイテムを与えるコマンドです。次の「@p」は最も近くにいるプレイヤーを指定するもので、自分自身に与える場合は「@s」を使います。
「potion」というのは与えるアイテムの種類を指定する部分で、今回はポーションを与えるため、このような形になっています。次の「1」という数字は与えるアイテムの数を表しており、複数の火炎瓶を与えたい場合はこの数字を変えてください。
「0」は、与えるアイテムのメタデータといわれるもので、特別な設定がない場合は0で問題ありません。
「Potion:minecraft:lingering_potion」は、与えるアイテムの種類をより詳しく指定する部分で、ここでは「持続性のあるポーション(Lingering Potion)」を指定しています。
「CustomPotionEffects:[{Id:12,Amplifier:0,Duration:160,ShowParticles:false}]」は、火炎瓶の効果をカスタマイズする部分です。ここでは、「Id:12」が火炎ダメージのエフェクトを表し、その強さを「Amplifier:0」で指定しています。また、エフェクトの持続時間は「Duration:160」で指定しています。最後の「ShowParticles:false」は、エフェクトのパーティクル(粒子)を表示するかどうかを設定する部分で、ここでは表示しないように設定しています。
最後の「display:{Name:”Fire Bomb”}」は、与えるアイテムの表示名を設定する部分です。ここでは、火炎瓶という意味の「Fire Bomb」という名前に設定していますが、任意の名前に変えることもできます。
このコマンドを実行すると、空の火炎瓶がプレイヤーのインベントリ(持ち物)に追加されます。アイテムを使うには、画面下のボタンでインベントリを開き、火炎瓶を手に持って使用することができます。
また、このコマンドの中身を変えることで、効果の異なる火炎瓶を作成することもできます。例えば、「Id:12」を「Id:5」とすることで、火炎ダメージではなく毒ダメージのエフェクトを持つ火炎瓶を作ることができます。
以上が、コマンドを使用して作ることができる火炎瓶の説明です。コマンドを使って自分だけの特別なアイテムを作り出して、マインクラフトの世界をより楽しいものにしましょう!
