「流行り物に乗り過ぎる」とは、最新の流行りやトレンドに必要以上に敏感になり、それについて行こうと必死になることを指します。例えば、SNSでバズっているタグやスタイルを追いかけたり、有名人や友達がやっていることを盲目的に模倣したりすることが挙げられます。それ自体は悪いことではありませんが、このような「流行りに乗り過ぎる」傾向が強い人は、自分の本当の趣味や考えを見失ってしまうことがあり、最後には自分自身を見失い「流行り物だけしか価値観やアイデンティティの源がない」状態に陥ることもあります。
特にゲームなどの娯楽においては、流行りが常に変化しているため、ついつい新しいものに飛びついてしまいがちになります。例えば、マイクラが流行りだった時期には必死にマイクラをやっていたけれど、その後もっと面白いゲームが出てきたら、マイクラはすぐに飽きてしまいます。そして新しい流行りがやってくるたびに、同じように飽きていくことになります。その結果、本当に楽しめる趣味や興味が見つからず、空虚な感情が残ることになります。
このように、流行り物に乗り過ぎることで自分の本当の趣味や考えが曖昧になり、人間関係や自己肯定感も損なわれる可能性があります。「#shorts」や「#スカッと」のようなハッシュタグも、ただ目立ちたいだけで使うのではなく、本当にそのコンテンツを楽しめるかを考えて使用するよう心がける必要があります。自分の価値観や嗜好を大切にし、流行りに左右されるのではなく、自分らしく生きることが大切だと言えるでしょう。