Minecraft BE(ベッドロックエディション)で使える超簡単なAC(Anti-Cheat、不正行為対策)コマンドを作る方法と配布する手順について説明します。
まず、このACコマンドではプレイヤーの動きを観察し、不正な行為が行われた場合に自動的に対処することができます。例えば、空中を飛行する、高速で移動するなどのチートやハック行為を検知し、自動的にプレイヤーをBAN(banish、アクセス禁止)するように設定します。
では、まず作成するコマンドの中身を見ていきましょう。
・まず、プレイヤーにチェーンコマンドを付与します。これにより、コマンドを実行したプレイヤーが全プレイヤーに影響を与えられるようになります。
・次に、プレイヤーの動きをチェックするための変数を用意します。例えば、プレイヤーの現在の高さを表す「~ ~ ~」。
・プレイヤーの変数をチェックし、不正な行為を検知した場合には「/tp @p 0 100 0」のようにコマンドを実行します。これにより、プレイヤーを指定座標(この例では空中)にテレポートさせることができます。
・テレポートさせるだけでなく、同時にBANのコマンドも実行します。ここでは「/ban @p」を使用します。これにより、プレイヤーがアクセス禁止され、不正行為が行えなくなります。
以上のように、簡単なACコマンドを作ることができます。では、実際にコマンドを作成し、配布する手順を見ていきましょう。
① Minecraft BEを起動し、新しいワールドを作成します。
② コマンドブロックを設置します。
③ コマンドブロックを右クリックし、コマンドを入力します。「/give @p command_block」のコマンドを入力することで、コマンドブロックを取得できます。
④ 作成したコマンドをコマンドブロックに貼り付けます。
⑤ コマンドブロックを右クリックし、「Always Active」にチェックを入れます。これにより、コマンドは常に実行されるようになります。
⑥ 「Done」をクリックし、コマンドブロックを設置します。
⑦ コマンドブロックを右クリックし、コマンドを実行します。
以上で、簡単なACコマンドの作成は完了です。これを配布する場合には、作成したコマンドブロックを複数のワールドにコピーし、プレイヤーがチート行為を行った場合にそのワールドで実行されるように設定することで、サーバー全体に適用することができます。
また、簡単なACコマンドを配布する場合には、コマンドの実行方法や不正行為の内容などをプレイヤーに明確に伝えることも重要です。これにより、プレイヤーに適切な行動を促すことができます。
以上がMinecraft BEで超簡単なACコマンドを作成し、配布する方法についての説明でした。コマンドを上手に活用し、楽しいマルチプレイを続けましょう!