「恐怖のスティーブ」という都市伝説は、マイクラ（マインクラフト）のプレイヤーの間で広まったもので、プレイヤーがスティーブというキャラクターに追いかけられる恐怖体験をするというものです。しかし、実際にそのようなことが起こるのかどうか、検証してみました。
まず、都市伝説の元になっているのは、マイクラのゾンビの一種である「ヒーローブラインダー」の特徴です。このヒーローブラインダーはプレイヤーに気づくと走って追いかけてくるため、都市伝説ではスティーブに変装したプレイヤーが実際に追いかけてくるのではないかという噂が広まりました。
しかし、実際にプレイしてみるとヒーローブラインダーは普通のゾンビと同様にプレイヤーを見つけてもジャンプや攻撃をしてくるだけで、スティーブのように追いかけてくることはありませんでした。また、ヒーローブラインダーも他のゾンビと同様に少し攻撃すればすぐに倒すことができます。
さらに、都市伝説ではヒーローブラインダーが夜の間だけ出現するという噂もありましたが、実際には昼間でも出現することがわかりました。また、都市伝説ではヒーローブラインダーが一定距離まで追いかけてくると言われていましたが、実際にはプレイヤーから十分に離れると追いかけてくることはありませんでした。
そのため、ヒーローブラインダーを使った恐怖体験は実際にはありませんでした。都市伝説として広まったのは、プレイヤーの想像力や怖がりな性格が影響していると言えるでしょう。
また、補足として、実際に恐怖のスティーブという都市伝説が存在していたとしても、そのようなプレイスタイルはマイクラの利用規約に反することになります。マインクラフトの開発元であるMojang社が公式に都市伝説や迷信を広めないよう呼びかけをしており、そのような違反行為は禁止されています。
つまり、恐怖のスティーブという都市伝説には根拠がなく、実際には起こり得ないものでした。プレイヤーは安心してマイクラを楽しむことができると言えます。
