【マイクラ】かつてバニラに存在した意味不明なアイテム・要素9選.. ~過去に削除された没要素を徹底解説~【マインクラフト】【まいくら】【雑学】【豆知識】【小ネタ】

【マイクラ】かつてバニラに存在した意味不明なアイテム・要素9選.. ~過去に削除された没要素を徹底解説~【マインクラフト】【まいくら】【雑学】【豆知識】【小ネタ】

マイクラ(Minecraft)は、2009年に発売された人気のサンドボックスゲームです。プレイヤーは自分の手でブロックを配置・破壊し、色々なものを作り出すことができます。そのため、Mod開発者たちが開発したり、ユーザーやMojang(マイクロソフト)が手を加えたりして、たくさんの新しい要素が追加されてきました。しかし、中には実装されたものの後に削除されてしまった意味不明なものがあります。今回は、そんなマイクラの没要素について徹底解説していきます。

1. Staff
まず最初に紹介するのは、スタッフ(Staff)というアイテムです。これは、Mojangスタッフのロゴが付いた棒状のアイテムで、攻撃力はありません。プレイヤー自身のキャラクターのスキンにも使うことができました。

このアイテムは、チームエクステンション開発チームがネタとして作成したもので、公式サーバーで一部のスタッフがプレイヤーを追い回したり、ファンと一緒に遊んだりする際に使用されたそうです。現在は削除されていますが、プレイヤーが作成したMODやプラグインを通じて使うことはできます。

2. Rana’s Saddle
次に紹介するのは、ラナのサドル(Rana’s Saddle)というアイテムです。これは、ゾンビの上に乗せることができるサドルのようなアイテムで、プレイヤー自身のキャラクターに装備することもできました。しかし、戦闘には使えず、ただのデコレーションにしかなりませんでした。

このアイテムは、バニラではなくプラグインとして追加されていたものでした。マインクラフトのプレイヤーである夫妻の1人であるRanaekさんによって追加されましたが、バージョン1.8のベータ版で削除されました。

3. Leftover Block
次に紹介するのは、レフトオーバーブロック(Leftover Block)というアイテムです。これは、岩盤や作れないものを作成する際に余るブロックの中からランダムでドロップするアイテムでした。使い方は特にありませんでした。

もともとは2009年のJava Editionのシングルプレイ専用のベータ版で追加されたものですが、約1年後のAlpha 1.0.18_02で削除されました。今でも、スーパーフラットワールドの最下層にある帯状の岩盤ブロックの中には、残っていることがあります。

4. Dynamic Block
次に紹介するのは、ダイナミックブロック(Dynamic Block)というアイテムです。これは、バニラのブロックの外をクリックすることで発生するジェットストリームブロックでした。ただし、このアイテムが実際に意味を持っていなかったため、あまり実用的ではありませんでした。

このアイテムは、当初はカヤックを作るために使われる予定でしたが、使用方法が不明瞭だったためバージョン1.7.2のスナップショットで削除されました。しかし、一部のMODによって追加されているものもあります。

5. Lan Server
次に紹介するのは、ローカルエリアネットワークサーバー(Lan Server)という要素です。これは、同じWi-Fiに接続しているプレイヤー同士で共通のマイクラワールドをプレイするためのものでした。ペーパーサーバーなどのプラグインに含まれていますが、バニラとしては削除されました。

この要素は、バージョン1.3のプレリリース版でリリースされましたが、バージョン1.3.2の正式版リリース時に削除されました。しかし、その後のバニラでも導入されるようになりました。

6. Dinnerbone
次に紹介するのは、ダイナーボーン(Dinnerbone)という特別なエンチャントです。これは、当時の開発リーダーであったDinnerbone氏が日本時間の深夜に一番苦手なプロジェクトを実行して成功した場合に自動で与えられるエンチャントでした。ただし、リリース以降しばらくの間だけ有効で、エンチャントテーブルをめぐって難しい設定が必要でした。

このエンチャントは、バージョン1.4の時に追加されましたが、バージョン1.5で削除されました。つまり、実際には削除されていないのですが、通常では入手不可能なものとなりました。今でも、ペーパーといったプラグインでエンチャントを呼び出すことができます。

7. BETA
次に紹介するのは、ベータ(BETA)という特別なプレイヤー名です。これは、Java Editionのベータ版でプレイヤーが名前をベータとして登録した場合、青色の名前で表示されるようになりました。プレイヤーがバージョン1.0.0までベータ名のままでプレイできますが、バニラだと既に隠し要素ではありません。

ベータ名は、Alphaバージョンから存在していましたが、バージョン1.0になると、プラグインをインストールすることで変更可能となりました。しかし、バージョン1.0の更新内容により、名前を変更する方法が削除されました。

8. Contributing Artist
次に紹介するのは、コントリビューティングアーティスト(Contributing Artist)という特別な肩書きです。これは、マイクラのロード画面で表示される芸術作品の中から、コミュニティによって作成されたものに表示される肩書きでした。コミュニティが作成したスキンを使っている場合もあったので、自分のスキンを作成する人にとっては少し自慢できる肩書きでした。

しかし、バージョン1.6.1のアップデートで、ロード画面の仕様が変更され、この要素は削除されました。今でも、スキンを共有する際に使える機能として存続しています。

9. Jadzia
最後に紹介するのは、ジャジア(Jadzia)というペットです。これは、マイクラの開発者であるJens Bergensten(ジェンス・バーゲンステン)氏によって飼われていたペットの名前から名付けられました。このペットは、Mojang本社で飼われていた猫で、その写真がGitHubのロゴにも使われています。また、彼のTwitterアカウントのバナーにも使用されていました。

しかし、バージョン1.8のベータ版からこのペットの要素は削除されました。理由は明かされていませんが、多くのプラグインやMODで追加できるようになりました。

以上が、かつてバニラに存在していた意味不明なアイテム・要素の9つでした。マイクラは常に進化しているため、今後も新しい要素が追加されるかもしれません。また、過去には削除されたものが再び導入される可能性もあります。楽しみにしていましょう。

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