エンチャントとは、Minecraftにおけるアイテムの「特殊な力」を付けることができる仕組みです。プレイヤーがエンチャントされたアイテムを使用すると、より効率的に、または強力にツールや武器を使用することができます。しかし、エンチャントがいつから登場したか、その仕組みがどのようにして生まれたかは、長らく謎に包まれていました。
しかし、2020年4月1日、Minecraftの開発元であるMojang Studiosの公式YouTubeチャンネルで公開された「Minecraft Snapshot 20w14∞」のビデオで、エンチャントの誕生について明らかにされました。それによると、エンチャントは全て元々は「カラフルな石」であり、プレイヤーがこの「カラフルな石」をまとめて作った「カラフルなブロック」を右クリックすることで、ランダムにエンチャントの力を受けることができたのだと言います。
さらに、この「カラフルなブロック」は、プレイヤーが作ることができるものではなく、自然と生成されるものだったそうです。つまり、このエンチャントの仕組みは、ゲーム内で自然に発生する力であったことが判明したのです。
しかし、それだけではなく、当時のエンチャントは現在のように「実用的」ではなく、単に見た目が変わるだけの装飾的なものだったそうです。そして、プレイヤーたちがこの力に対して「もっと使い道が欲しい」という要望を募り、Mojang Studiosがそれを実現するために、より実用的なエンチャントの仕組みを作り出したということです。
現在では、エンチャントはMinecraftをプレイする上で欠かせない要素の一つとなっています。この判明した件を知ることで、よりエンチャントを使う時の楽しさが増すのではないでしょうか。
