「スケアリー・シン・ソニック」とは、マインクラフトのMod（改造プログラム）の1つです。マイキー・エカプというユーザーが制作したもので、スケアリー（怖い）な雰囲気を持ち、音やグラフィックなどでプレイヤーを恐怖させる要素がたくさん含まれています。また、「ソニック」という言葉が付いているように、高速で動くモンスターやレーザーを発射する敵など、スピード感のあるアイテムや敵も登場します。
Modを導入すると、ゾンビやクリーパーなどの通常の敵が変化し、より恐ろしい姿や攻撃方法を持つようになります。例えば、クリーパーがプレイヤーの近くにいるだけでダメージを与えることができるようになったり、ゾンビが高速で追いかけてくるようになったりします。さらに、新たに追加されるモンスターも登場し、プレイヤーを驚かせることができます。
その他、フラッシュライトやトーチの光が弱くなる、光の当たる部分が見えづらくなる、プレイヤーが一定時間立ち止まるとPTSD（心的外傷後ストレス障害）になるなど、プレイヤーの恐怖を煽る仕掛けがいくつも用意されています。さらに、不気味な音楽や効果音も追加されるため、プレイヤーはよりリアルな恐怖を体験することができます。
このModは、単純な恐怖を煽るだけでなく、プレイヤーの行動によってゲームプレイに影響を与えることも特徴の1つです。たとえば、心拍数が上がると画面が震えたり、プレイヤーがスキップしたいシーンや敵の驚嘆するシーンが自動でスキップされたりするなど、プレイヤーの心理状態に合わせてゲームが変化していく仕組みがあります。このような演出により、プレイヤーはゾンビやクリーパーと戦うだけでなく、自らの心理戦も強いることになります。
「スケアリー・シン・ソニック」は、恐怖をテーマにしたModではありますが、あまりにも恐ろしい内容やグロテスクな表現は控えられています。そのため、恐怖を楽しみたいプレイヤーにもオススメのModです。また、音やグラフィックの工夫も充実しており、Modを導入するだけで雰囲気がガラッと変わるため、ゾンビやクリーパーにも飽きた方や、より本格的な恐怖体験を求めている方にもお勧めのModと言えるでしょう。
