マインクラフトのプレイヤーの間で、最も有名な都市伝説の一つに「ネザーゲートの隠された村」があります。この都市伝説によると、ネザーと呼ばれる異世界に存在する「ネザーゲート」というゲートウェイに入ると、通常のマインクラフトの世界とは異なる村が隠されていると聞かされています。
この都市伝説にはいくつかのバリエーションがあり、村の姿や住民の見た目などが異なるものの、共通しているのはネザーゲート内に村があるということです。また、この都市伝説には「ネザーゲート内の村に入るとマイクラのエンディングが見られる」などの噂もあります。
しかし、実際にはネザーゲート内に村があるというのはデマであり、マイクラ開発チームの「Mojang」からも公式に否定されています。また、プレイヤーの解析によってネザーに村が生成される可能性は非常に低いことがわかっています。
ではなぜこのような都市伝説が生まれたのでしょうか。それはネザーゲート内に登場する「ポータルブロック」にあるようです。このブロックは炎を発する特殊なブロックで、ネザーに入る際に使われます。しかし、このブロックのテクスチャには村の建物が描かれているため、「ネザーゲート内に村がある」という噂が広まったのだと考えられます。
更にこの都市伝説を裏付けるような証拠もありません。実際にネザーゲート内に入ってみると、村のような建物ではなく、ただの地形が見えるだけです。また、Mojang社が公式データパック「バン海（The Barrens）」を公開した際に、ネザーゲート内に村が存在しないことが明らかになりました。
要するに、ネザーゲート内に村があるというのは単なる都市伝説であり、確認されている村はすべて通常のマインクラフト世界にしか存在しません。しかし、この都市伝説は今もなお多くのプレイヤーの間で語り継がれています。マインクラフトの世界にはまだまだ謎が隠されているかもしれませんね。
