「血のエンダーパールの都市伝説」について、マイクラ（マインクラフト）コミュニティの中で広く知られている話です。この都市伝説は、実際のゲーム内で起こった出来事を元にして作られたものであり、ゲームに関する虚偽の情報を広めることで有名な「クリーピーパスタ」とも呼ばれています。
そもそもエンダーパールとは、マイクラの世界で入手したり使用したりできるアイテムの一つです。エンダーパールは、特定のモンスター「エンダーマン」からドロップすることで入手でき、プレイヤーが終盤のボス戦に挑む際に重要なアイテムとなります。
そして「血のエンダーパール」というのは、「エンダーマンを殺すと赤い血が噴き出すようになる」というものです。エンダーマンは大きな黒い姿をしており、攻撃を受けると怒りモードになり、プレイヤーを追いかけて攻撃してきます。この攻撃は非常に強力で、プレイヤーに大ダメージを与えることがあります。
そこで、今回の都市伝説は、「エンダーマンを攻撃して怒りモードにさせ、それを倒すと赤い血が噴き出して血のエンダーパールが手に入る」というものです。この話はインターネット上で多くのプレイヤーに広まり、実際に試してみる人も現れました。
しかし、実際にプレイしてみると分かりますが、エンダーマンを倒しても血は噴き出しませんし、血の存在自体もありません。また、ゲームの開発元であるMojang Studiosも「エンダーマンには血液は存在しない」と明言しています。
この都市伝説は、ゲーム内で起こる仕様上のバグやプレイヤー間のジョークとして生まれたものであり、現実に存在するものではありません。今後も似たような都市伝説が生まれる可能性もありますが、ゲーム開発元からの公式な情報や、プレイヤー同士の情報交換を通じて確かな情報を得ることが大切です。
