「忘れられた巨人」という都市伝説は、人気ゲーム「マイクラ（マインクラフト）」に登場する要素の一つである。
この都市伝説では、マイクラの世界には実際にプレイヤーが建てた建造物や設置したブロックが存在するが、プレイヤーがログアウトするとすぐにその建造物やブロックが消えてしまうというものである。
また、この都市伝説では、消えた建造物やブロックはプレイヤーが見直すこともできず、誰にも見つけられることがないという設定が語られる。そして、この世界には小さな島があり、その島の上には巨大な人型の像がある。しかし、これもプレイヤーがログアウトすると姿を消してしまい、再びプレイヤーがログインするとその島や像は消えているというものである。
これらの設定は、プレイヤーが建築した建造物やブロックが実際に消えてしまうというマイクラの仕様と、ユーザー間でプレイしたマイクラの世界は各々が異なるため、他のプレイヤーが建築したものを見ることはできないという点に基づいていると考えられる。
実際にこの都市伝説を検証してみると、プレイヤーが建築したものはログアウトしても消えず、他のプレイヤーが見ることも可能であることが分かる。また、ネット上にはそのような小さな島や巨大な人型像があるという証拠もなく、完全に創作物であることがわかる。
このように、「忘れられた巨人」という都市伝説は、プレイヤーがログアウトすると建築物やブロックが消えるというマイクラの仕様と、ユーザー間でプレイしたマイクラの世界が異なるという点から生まれたものであることが分かる。しかし、実際にはこの都市伝説の設定通りにはプレイヤーが建築したものは消えず、他のプレイヤーが見ることも可能であるため、まったくの創作物であると言える。
