『絶交遊戯 ~ゼッコーゲーム~』は、2011年にテレビ朝日で放送されたドラマです。原作はあさのあつこさんの漫画「絶交遊戯」で、主演は綾瀬はるかさんと堺雅人さんが務めました。
物語の舞台は、大手法律事務所の弁護士として働く有坂光留(綾瀬はるか)と、日夜遊びまくり夜遊びまくる遊びマックス銀次(堺雅人)の絶交遊戯に登場する銀次がモデルとなっています。
ある日、銀次が経営するクラブで光留が小学校時代の親友・小西竜一(香川照之)と再会します。しかし、その夜、竜一がクラブから消えたまま行方不明になり、殺人容疑で逮捕されてしまいます。さらに、竜一の元妻である雅絵(高島礼子)から依頼を受けた光留は、竜一の無実を証明しなければならなくなります。
一方、銀次は竜一の行方を追ううちに、闇を抱えた真実と自分がかつて行った残酷な行為を知り、自らの正体を光留に明かしてしまいます。それでもなお、光留は竜一の無実を信じて銀次と協力し、真実を暴くために奔走します。
ドラマの中で光留と銀次がのめり込んだゲーム“絶交遊戯”とは、古い友情に良識と正義を競いながらも、対等に立ち向かう勝負のことを指します。光留と銀次が交わす熱い闘いとの戦いに、視聴者は胸がざわつくことでしょう。
最後に、主題歌の「ゼッコーですよ」を歌う中島美嘉さんの歌詞にある「ゼッコーゲーム」の意味は、楽しく一生懸命な勝負や敵との熾烈な戦いのことを指しています。このドラマは、友情や正義、そして人間の葛藤や弱さを描きながらも、過去や現在の出来事を乗り越えていく姿に感動させられる一作です。
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