「共犯者ぐちつぼ」とは、人狼ゲーム（ボードゲームの一種）における特殊な役職の一つで、自分が仲間だと思っている共犯者を探し当てることで勝利条件を満たすことができる役割を持つものです。
この共犯者ぐちつぼを使用した人狼ゲームが、マインクラフトの世界で行われているということです。マインクラフトとは、自分でゲーム空間を作り上げ、自由に遊ぶことができるゲームです。その中で、「人狼RPG」と呼ばれるルールが存在し、プレイヤーは仮想の村を舞台に、自分の役職を隠しながら、多数派の人狼と少数派の村人で対戦するゲームを楽しむことができます。
それで、話題になっているのは、この「人狼RPG」で共犯者ぐちつぼを利用することで、人狼側が無双することができてしまったということです。一般的な人狼ゲームでは、共犯者ぐちつぼはあくまでもヒント程度の役割を持つため、人狼側が無双するということはまずありません。しかし、マインクラフト版ではプレイヤー自身がゲーム空間を作り上げることができるため、共犯者ぐちつぼの役割を効果的に活用できるようになり、人狼側が有利に立てることができてしまったのです。
例えば、共犯者ぐちつぼを使って処刑されるべき村人を誘導し、無実の人を処刑させることで村人側の信頼を得られるため、人狼側が村人側に擦り寄ることで勝利条件を満たすことができます。また、共犯者ぐちつぼを利用して人狼同士の連携を図ることで、村人全員を処刑することもできてしまいます。
そのため、このように人狼側が有利に立てる共犯者ぐちつぼの存在が、マインクラフト版人狼ゲームで話題となっています。しかし、この問題に対してはユーザー側が自主的にルールを決めて遊ぶことで解決することもできるため、まだまだ楽しめる人狼ゲームとして人気を集めています。
