まず、マイクラModを作るためには、Javaプログラミングの知識が必要です。また、Modを開発するためには、Forgeというツールを使うことが一般的です。Forgeは、Mod開発に必要な様々な機能を提供してくれるため、使い勝手がよく、初心者でも扱いやすいです。
今回は、Forgeを使用して、オリジナルの苗木を追加する方法を解説します。
【作業手順】
STEP1:開発環境の準備
まず、Forgeの公式サイトから最新版のマイクラForgeをダウンロードします。ダウンロードしたファイルを実行し、インストールします。
STEP2:プロジェクトの作成
EclipseやIntelliJ IDEAなどの統合開発環境を使用して、新しいプロジェクトを作成します。プロジェクト名は適当に設定してください。
STEP3:Minecraft Forgeのライブラリを追加
プロジェクトを作成したら、プロジェクトのビルドパスにMinecraft Forgeのライブラリを追加します。Minecraft Forgeのファイルは、ダウンロードしたファイルの中にある「forge-1.12.2-14.23.5.2768-mdk」の中にあります。
STEP4:オリジナルの苗木のクラスを作成
ポップアップメニューから、「src/main/java」を右クリックし、「新規パッケージ」を選択します。パッケージ名は「net.例.苗木mod」とします。作成したパッケージを右クリックし、新規クラスを作成します。クラス名は適当に設定してください。作成したクラスの中で、新しい苗木を定義します。
例:
public class CustomSappling extends BlockSapling {
public CustomSappling() {
super();
this.setUnlocalizedName(“custom_sappling”);
this.setRegistryName(“custom_sappling”);
}
}
STEP5:オリジナルの苗木のレシピのクラスを作成
クラス名を「RecipeCustomSappling」などとして、新しいクラスを作成します。このクラスでは、作成した苗木のレシピを定義します。
例:
public class RecipeCustomSappling {
public static void addRecipe() {
GameRegistry.addShapedRecipe(new ItemStack(ModBlocks.CUSTOM_SAPLING, 1),
“SSS”,
“R R”,
“RSR”,
‘S’, Items.STICK, ‘R’, Blocks.DIRT);
}
}
STEP6:Modクラスに新しいオブジェクトを登録する
Modクラスの中に、先ほど作成した苗木のオブジェクトを登録するコードを追加します。
例:
@Mod.EventBusSubscriber
public class ModEventHandler {
@SubscribeEvent
public static void initBlocks(RegistryEvent.Register event) {
event.getRegistry().register(new CustomSappling());
}
}
STEP7:Modの完成
プログラムをビルドし、マインクラフトを起動します。すると、作成したオリジナルの苗木がゲーム内に追加されているはずです。また、レシピも正しく登録されていれば、クラフトメニューから作成することができます。
以上で、オリジナルの苗木を追加するModの作成が完了しました。このようにして、自分だけのオリジナルModを作ることができます。Mod開発を楽しんでください!
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