マイクラのコマンド研究の第31回目のテーマは、「エンティティの座標を変更する方法その2」です。
エンティティとは、マイクラの世界に存在する全てのモブやプレイヤーのことを指します。今回は、このエンティティの座標を変更する方法について、さらに詳しく学んでいきましょう。
まず始めに、前回学んだ方法と同様に、/tpコマンドを使用する方法があります。しかし、今回はエンティティの座標を、自由に設定する方法を紹介します。
まずはじめに、エンティティを「相対座標」で移動させる方法です。相対座標とは、基準となる座標からの差分を表す座標のことです。
例えば、プレイヤーの現在位置から、y方向に2ブロック上へ移動させるには、「~ ~2 ~」と入力します。このように、前の座標の値に対して「~」を付けることで、相対座標を表すことができます。また、複数のブロックを動かしたいときは、「~ ~ ~2」と入力することで、xとyの方向に同時に2ブロック移動することができます。
次に、「相対座標」の他にも、「相対座標における倍率」を使って移動させる方法があります。相対座標における倍率とは、「~1.5 ~1.5 ~1.5」といったように、数字を付けることで倍率を表すことができます。これにより、例えばy方向に1.5ブロック移動するといった微妙な移動を行うことができます。
また、エンティティを「絶対座標」で移動させる方法もあります。絶対座標とは、マイクラの世界全体を基準として位置を指定する座標のことです。
例えば、「tp @e[distance=..10,x=100,y=5,z=200] ~ ~ ~」と入力することで、エンティティをx軸が100、y軸が5、z軸が200の絶対座標に移動させることができます。
また、前回学んだ「相対座標」を使う際に、「~ ~ ~」の前に「^」を付けることで、基準となるエンティティの座標からの相対座標を指定することもできます。
以上のように、相対座標や倍率、絶対座標を組み合わせることで、エンティティの座標を細かく調整することができます。
さらに、エンティティの向きを変更することもできます。例えば、「tp @e[distance=..10] ^ ^ ^90 90」と入力することで、エンティティをプレイヤーの向いた方向に90度回転させることができます。
このように、さまざまな方法でエンティティの座標を設定することができるので、自分の好きなようにマイクラの世界をカスタマイズすることができます。ぜひ実際に試してみてください。
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