２人で運動会をやることになったある日、マイッキーさんとまいぜんさんが集まりました。マイッキーさんは体育会系で、スポーツ全般を得意としているアスリート。一方、まいぜんさんは自称アニメオタクで、運動は苦手な彼の姿勢はいつも曲がっているほどです。
まずはリレーをしようということになり、マイッキーさんは自信満々でスタート。しかし、まいぜんさんは不安そうにしています。そしていざスタートダッシュをしてみると、マイッキーさんはスーパーアスリートのように軽やかに走り出しましたが、まいぜんさんは足を滑らせて転んでしまい、そのままバトンを受け渡すことができずに失格となってしまいました。
次にバトントスを行うことになりました。マイッキーさんは以前バスケをやっていたこともあり、バトントスならば楽勝だと思っている様子。しかしまいぜんさんはバスケをやったことがなく、その場でルールを説明されるまで何をするか分からない状態でした。
試合が始まり、マイッキーさんは見事なバトントスで得点を重ねます。一方まいぜんさんはなんとかバトンを投げるものの空振りし続け、周りからは大笑いが起きていました。さらにまいぜんさんはバトンを完全に手元で受け止められず、バトンが転がり落ちるというハプニングも起きてしまいました。
最後は騎馬戦の対決です。騎馬戦と言えば体力が勝負の要素になるため、マイッキーさんは今度こそ自分の得意分野だと思っていました。しかし、まいぜんさんが「いいよ、これは私の得意分野だから任せて！」と意外な発言をすると、マイッキーさんは不安になってしまいます。
試合が始まり、マイッキーさんはまいぜんさんが少し体を起こしても余裕で支えられるほど力があることに驚きます。一方まいぜんさんも自分の得意なアニメの世界の知識を生かして、相手の騎馬戦の攻撃をかわしていました。そして見事に騎馬戦に勝利したまいぜんさんは「私はアニメに勝てる！」と誇らしげに宣言していました。
このように、マイッキーさんとまいぜんさんの運動会は思いがけない展開で終わりました。しかし、まいぜんさんがアニメの知識を駆使して勝利したことにマイッキーさんもちょっと驚いたのか、彼のスポーツマンシップは変わることなく、まいぜんさんに敬意を示していました。それぞれの得意分野を生かして、２人の間に友情が生まれたのでした。
