では、バージョン1.16から統合版とJava版が統一され、コマンドも統合されたため、以前のJava版とは少し異なる仕様となりました。その中でも、特に便利な機能の一つが「function」です。
functionとは、複数のコマンドをひとまとめにしたもので、簡単に言えばコマンドのショートカットのようなものです。複雑なコマンドを入力する必要がなく、簡単に実行することができます。
まず、functionを作るには、まずデータパックを作成する必要があります。データパックとは、複数のfunctionやリソースパックをまとめて管理するためのフォルダーのことです。
作成したデータパックの中にfunctionフォルダーを作成し、その中に新しいファイルを作成します。ファイルの拡張子は「mcfunction」にします。このファイルの中に、実行したいコマンドを入力していきます。例えば、プレイヤーに天気を晴れにするコマンドを実行したい場合は、次のように入力します。
/weather clear
このように、通常のコマンドと同じように書くことができます。また、複数のコマンドを実行したい場合は、それぞれを改行して書くことで実現できます。
次に、作成したファイルをmainという名前のfunctionファイルの中に記述します。これにより、mainファイルを実行することで、作成したfunctionファイルの中に書いたコマンドが実行されるようになります。
最後に、mainファイルを実行する方法ですが、通常のコマンド実行と同じように「/function データパックの名前:main」を入力することで実行することができます。
以上で、複数のコマンドをまとめて実行するfunctionの作成方法が説明されました。このように、functionを使うことで、繰り返し入力する必要のあるコマンドや、複雑なコマンドを簡単に実行することができますので、是非活用してみてください!
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