マインクラフトは、プレイヤーがブロックを破壊してアイテムを集めたり、ブロックを設置して建築物を作ったりするゲームです。その中でも最も重要な要素の一つに「ハードコア」があります。ハードコアとは、プレイヤーが死亡した際に世界のデータが消えてしまうモードのことです。
このような厳しい環境下でプレイするために、多くのプレイヤーが「けなそゆ」というハードコアプレイヤーをフォローするための専用サーバーを利用しています。そして、このハードコアプレイヤーの中でも最も有名なのが「けなたろう」です。
けなたろうのファンである「まいくら」というYouTuberが、けなたろうを応援するためにサーバーを開設しました。しかし、今回の事件では、まいくらのサーバーで行われる企画の一つである「○○した数が丸見えになる」というものに問題が発生しました。
この企画では、けなたろうのプレイデータを巡り、まいくらと別のプレイヤーが競い合うものです。しかし、この企画に参加した別のプレイヤーが、まいくらのサーバーからけなたろうのプレイデータを不正に取得し、解析した結果、「けなたろうがプレイしていたわずかな時間に、大量のブロックを破壊していたことが明らかになりました。
この事態を受け、まいくらは謝罪し、企画を終了させることを発表しました。また、不正に取得したプレイデータを削除すると共に、今後は同様の問題が発生しないよう対策を行うとも発表しました。
この事件からも分かるように、マインクラフトではハードコアプレイヤーを支援するための専用のサーバーが存在し、そこではプレイヤー同士がコミュニケーションを取り合って楽しんでいます。しかし、その中でも複数のプレイヤーが深い関わりを持つことで、自らが行ったデータの問題が浮き彫りになることがあるようです。今後はこのような事件が起こらないよう、プレイヤー間での信頼関係を十分に構築する必要があるでしょう。
