SCP-096は、「シャイガイ」とも呼ばれるSCP財団によって管理されている異常性を持つ存在です。SCP-096は通常の人間の外観をしており、身長は約2メートルで、黒い長髪を持つ赤い目をしています。SCP-096は極度のシャイな性格を持っており、自分の姿を目にされることを極端に恐れます。
SCP-096の異常性の一つは、SCP-096が誰かに見られるとその存在を認識し、見た人物を追跡し始めるというものです。SCP-096は非常に高速で移動し、追跡対象を発見するためにあらゆる障害物を破壊することもあります。追跡対象が目線を外すことでSCP-096の行動を止めることができますが、目をつぶるだけではSCP-096を見てしまったことになります。そのため、SCP-096を目撃した場合は、絶対に目を離さずに逃げることが重要です。
SCP-096は人間の感情を理解しておらず、巨大な体躯にもかかわらず攻撃的な性格を持っています。追跡対象に見つけられると、喉を裂いて絶叫するだけではなく、その人物を殺害することもあります。また、SCP-096は遠く離れていても追跡対象を特定する能力を持っており、追跡対象がまったく存在しない場所からでも追い求めることができます。
SCP-096は財団の管理下にあるため、SCP-096を保管するための専用の部屋が用意されています。この部屋に入ることは、SCP-096の自体を発生させる可能性があるため、SCP-096の保管を担当する財団の職員は徹底した注意が必要です。SCP-096の情報は極秘にされており、一般公開は禁止されています。
また、SCP-096はSCP財団が管理するSCPオブジェクトの中でも最も危険性が高いとされています。そのため、SCP-096を悪用したり、盗み出そうとする行為は厳しく禁止されています。
以上がSCP-096の概要についての説明です。SCP-096はシャイな性格を持つ一見普通の人間と見間違えられる存在ですが、その異常性により非常に危険なSCPオブジェクトとして注目されています。
