Minecraftというゲームには、様々なMOD（改造データ）が存在します。その中でも最近注目を集めているのが、「Butcher’s Delight」と呼ばれるMODです。
このMODを導入すると、ゲーム内の動物たちを包丁でバラバラに解体することができるようになります。例えば、牛を倒すと肉や皮を手に入れるだけでなく、そのまま肉屋さんのように牛肉や皮を各部位ごとに切り分けることができるのです。
このように、リアリティーを追求した解体システムは、一見楽しめそうなコンセプトですが、実際にプレイしてみるとかなりグロテスクで衝撃的な体験となります。
動物たちが苦しんで死んでいく表現や、切り分ける時の血の飛び散り、そして残された骨や内臓など、現実世界の屠殺場のような光景が再現されています。
また、動物たちが人間と同じように頭部や四肢が切断されることもあり、まるでホラーゲームのような恐ろしい光景も見ることができます。
さらに、MODを導入すると動物たちが必ずしも平和的ではなく、攻撃的になることもあります。つまり、プレイヤーも動物たちと戦うことが必要になります。
このように、かなりグロテスクな要素が含まれるため、一部のプレイヤーからは批判や非難の声も上がっています。しかし、一方で現実世界の肉食や屠殺の現実を冷静に考えさせられるという意見もあり、その衝撃的な体験から目を背けない社会的メッセージ性も含まれていると言えるでしょう。
ただし、このMODはゲーム内でのみ起こる仮想の世界であり、現実世界の肉食や屠殺を肯定するものではありません。プレイする際には注意が必要です。
触れることさえためらうようなグロテスクな表現が含まれるため、プレイするかどうかは自己責任で判断する必要がありますが、一風変わった体験を求めるプレイヤーにとっては興味深いMODであると言えるでしょう。
