新executeコマンドで便利になった「atサブコマンド」ーその1!

新executeコマンドで便利になった「atサブコマンド」ーその1!

2020年8月23日にリリースされたMinecraftのバージョン1.16.2から、新しいexecuteコマンドに「atサブコマンド」が追加されました。atサブコマンドとは、プレイヤーやエンティティの位置を参照して、指定したブロックやコマンドを実行することができるコマンドです。

例えば、「/execute at @p run fill ~ ~ ~ ~10 ~10 ~10 minecraft:stone」というコマンドを実行すると、プレイヤーの位置から10ブロック分の範囲に、マインクラフトの石ブロックが設置されます。このように、atサブコマンドを使用することで、プレイヤーの位置を参照することなく指定した位置にブロックを設置することができます。

また、atサブコマンドにはさまざまなオプションがあります。例えば、「/execute at @a[distance=..10] run say hi」というコマンドを実行すると、プレイヤーから最大でも10ブロック離れているプレイヤー全員に、「hi」とメッセージが送信されます。このように、atサブコマンドを使用することで、プレイヤーの範囲や条件を指定して複数のプレイヤーに対してコマンドを実行することができます。

さらに、atサブコマンドはコマンドチェーンを使用する際にも便利です。コマンドチェーンとは、一つのコマンド実行後に、自動的に次のコマンドを実行する仕組みのことで、atサブコマンドを使用することで、複数のプレイヤーやエンティティの位置を参照して連続的にコマンドを実行することができます。

さらに、atサブコマンドはコマンドブロックを使用する場合にも便利です。コマンドブロックとは、特定の条件を満たしたときに自動的にコマンドを実行するブロックで、atサブコマンドを使用することで、プレイヤーやエンティティの位置を指定してコマンドブロックを設置することができます。

以上のように、atサブコマンドを使用することで、より細かい位置指定や条件指定が可能になり、コマンドの使いやすさや自動化の可能性が広がりました。ぜひ、新しいexecuteコマンドのatサブコマンドを活用して、より楽しく緻密なコマンドを作成してみてください!

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