Minecraft(マインクラフト)とは、Mojang Studios(旧Mojang AB)が開発したサンドボックスゲームです。プレイヤーはブロックを使って自由に建築したり、冒険したり、最終的にはゲーム内で設定された目標を達成したりすることができます。Minecraftには、「Java版」と「Bedrock版」の2つのバージョンがありますが、今回紹介するコマンドは主にJava版を対象としています。
コマンドとは、ゲーム内で特定の動作を実行するためのコードのことです。Minecraftにおいても、コマンドを使うことでさまざまなアイテムやエンティティを生成したり、ゲーム内のルールを変更したりすることができます。今回は、水を操ることができる5つのコマンドを紹介します。
まずは、「/setblock」コマンドです。このコマンドを使うと、指定した座標にブロックを設置することができます。例えば、「/setblock ~ ~ ~ minecraft:water」を実行すると、プレイヤーのいる座標に水源ブロックが設置されます。このコマンドを使うことで、水を自由に配置することができます。
次に、「/fill」コマンドです。このコマンドを使うと、指定した範囲内にブロックをまとめて設置することができます。例えば、「/fill 0 0 0 5 5 5 minecraft:water」を実行すると、座標(0,0,0)から(5,5,5)までの範囲に水源ブロックが設置されます。このコマンドを使うことで、大量の水を簡単に作ることができます。
また、「/tp」コマンドを使うことで、プレイヤーを別の場所にテレポートさせることができます。例えば、「/tp @p 0 100 0」を実行すると、一番近くにいるプレイヤーが座標(0,100,0)に移動します。このコマンドを使うことで、水の上に建築物を作ったり、宙に浮いた島を作ったりすることができます。
また、「/summon」コマンドを使うことで、エンティティ(モンスターや動物、アイテムなど)を生成することができます。例えば、「/summon minecraft:minecart ~ ~2 ~」を実行すると、プレイヤーの真上にマインカートが生成されます。このコマンドを応用することで、水上で動く船や、宙に浮く島に乗ることができる乗り物を作ることができます。
最後に、「/execute」コマンドです。このコマンドを使うことで、特定の条件を満たしたプレイヤーに対してコマンドを実行させることができます。例えば、「/execute as @a at @s if block ~ ~-1~ minecraft:water run kill @s」を実行すると、プレイヤーの真下に水源ブロックがある場合、そのプレイヤーが自動的に死亡します。このコマンドを使うことで、水を武器にした罠や、条件を満たしたプレイヤーに報酬を与えるなど、様々な応用が可能です。
以上が、水を操るための5つのコマンドの紹介です。これらのコマンドを自由に組み合わせることで、さまざまなアイデアを実現することができます。さらに、初心者でも使いやすいように、応用や改造が自由なコマンドデータパックを配布することで、より簡単かつ楽しく水を操る技を実現することができるようにしています。
このコマンドデータパックは、「/give @p minecraft:command_block」というコマンドを実行することで入手することができます。また、自由に改造して好きなように使っていただいて構いません。是非、初めての方でも簡単かつカッコいい水の技を楽しんでいただければと思います。

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