【コント】口裂け女を論破するヤツww (マイッキー声真似・maizen・アニメ)

【コント】口裂け女を論破するヤツww (マイッキー声真似・maizen・アニメ)

「口裂け女」とは、日本の都市伝説で、顔に切り傷が入った女性が夜道で出会った人に自分の顔を見せると、その人も同じように切り傷が入ってしまうというものです。この伝説を題材にしたコントがあります。

まず、舞台は夜の街中。主人公のマイッキー(マイケル・ジャクソンのもじり)が一人歩いています。すると、突然妙な声が聞こえてきます。

声:「ふ~ん、こんな夜中に一人で歩いてるんだ。危険だね~」

マイッキー:「誰だ!?」

声:「ぼくだよ、本当に気をつけないといけない人に会っちゃったね」

マイッキー:「本当にに、って何が危険なんだよ」

声:「そうだよねぇ、もう少し近づいてもらってかまわないよね」

マイッキー:「何言ってんだこの声は!?怖いじゃないか」

声:「怖がらなくても大丈夫だよ。お前に何かを見せたいんだ」

マイッキー:「何だよそれ。俺の顔見せてやるから何か見せてみろよ」

声:「そんなの簡単さ。ほら、こっち来い」

マイッキーが声の元へ近づくと、そこには顔に切り傷が入った女性(maizen)が立っていました。

maizen:「こんばんは~。ようこそ私の世界へ。私の名前は口裂け女。ぼくを見たら、ぼくのように顔に切り傷が入るって知ってた?」

マイッキー:「ぜったいに嘘だ!」

maizen:「そう思うだろう?でもこれが私の力なの。見てごらん」

口裂け女の顔を見ると、確かに切り傷が入っていました。怖がったマイッキーは思わず後ずさりします。

マイッキー:「ひ、人間じゃない!」

maizen:「これが私の力の一部だよ。今夜は特別に、ぼくに会えてラッキーだね」

マイッキー:「ぼく?それってどういう意味だ?」

maizen:「そうだねぇ…普段ならぼくを口裂け女って呼ぶ人が多いんだけど、今夜は特別にぼくのファンなら名前で呼んでほしいなぁ~」

マイッキー:「ぼ、ボク??俺のことを??」

maizen:「そうだよ~。ぼくの大ファンのマイッキー君~。も~一度だけ、口裂け女を見たかったからねぇ」

マイッキー:「俺はマイッキーじゃねえよ!マイケル・ジャクソンだよ!」

maizen:「え?マイケル・ジャクソ~ン?」

マイッキー:「そうだよ!俺はマイケル・ジャクソンなんだよ!あんたったら、そんな変なコスプレしててもマイケル・ジャクソンにはなれないから!」

maizen:「ちょっと待って?俺がマイケル・ジャクソンになれないって、それぼくがマイケル・ジャクソンのオーナーじゃないということか?!」

マイッキー:「オーナー?!はっはっはっ、あんた何言ってんだ?俺はマイケル・ジャクソンだよ!そしてそんな変な主張できるような立場なんていないぞ!」

maizen:「でもぉ~私がマイケル・ジャクソ~ンのオーナーじゃないとしたら、誰がそうなると思うんだ~?!」

マイッキー:「お前もだまってろよ!オーナーとか言ったって、そんな証拠あんのか?!」

maizen:「うっ、それは…ぼ、ぼくは…」

マイッキー:「だから、そんなの証明できるわけないじゃん。扇動するつもりで口裂け女を自称して、夜道で人と話すなんて、ぼくというよりなんか危険なんじゃないの?」

マイッキーの返答に困る口裂け女(maizen)でしたが、プライドが許さず役割を全うしようと周りを見渡し始めます。

maizen:「ちょっと待って!これに乗ってみない?!」

マイッキー:「何がだよ?」

maizen:「ここで私のキメポーズを真似して写真を撮ろうよ!も~一回優しい顔を見せてほしいからね~!」

言葉に甘えてちょっと優しい顔をするマイッキー。ちょっとそのまま。

マイッキー:「コンチクショ~!」

一枚の写真におさまり、マイッキーはさっさと逃げ出してしまいます。
もっとも、「コンチクショー」に影響されてヤケクソになる道化のようなキャラに仕上げました。

しばらくして、マイッキーは別の場所で友達と再会します。

友達:「おっ、マイッキー!元気か?」

マイッキー:「ああ、お、おまえ?どこ行ってたんだ?」

友達:「あのねぇ、もうね、夜道に口裂け女がいっぱい出てくるって話題になってるんだ。すごく怖いんだけどさ。お前は、なんか見た?」

マイッキー:「ああ、マジで?だって、実はさぁ、ある口裂け女と会ったんだよ、今さっきさ。でも、普通に怖くて逃げちゃったんだ」

友達:「マジかよ、あの伝説の口裂け女に会ったってこと?」

マイッキー:「ああ、その、な、なんか変な人だったよ。とにかく、怖かったんだ」

友達:「マジで、ちょっと芸人ぽい人に出会ったんだな」

マイッキー:「え、芸人?」

友達:「ああ、聞いてよ。夜道を歩いてたら、ものすごい人に出会ったんだ。妙に俺に近づいてきてさ、『今夜は特別にぼくに会ってラッキーだね』なんて言ってくるのよ。でも、顔が何か変だったから、そのまま逃げちゃったんだ。ここに来る途中だよ」

マイッキー:「妙なアクセントの人?」

友達:「ええ、そうそう。その人さ。なんかね、マイケル・ジャクソンになりたがってるらしいんだけど、口裂け女装しても、マイケル・ジャクソンになれるわけないって言ってさ。芸人なんだって。でも、怖かったから、逃げ出したんだ」

マイッキー:「そうか。ありがとう、ちょっと気持ちが楽になったよ」

友達:「どういたしまして。でもね、気をつけてね。これから夜道を歩くのは危険かもしれないからさ」

マイッキー:「そうだね。じゃあ、またさ」

友達:「またな」

友達と別れたマイッキーは、口裂け女が芸人だったと知り、一安心しながらも、なんだか笑える出来事だったと友達に話したりして楽しく夜を過ごすのでした。しかし、その後このコントがネット上で viral 動画として拡散しはじめ、やがて口裂け女を利用した各種メディア向けのインタビューを皮切りに、芸人活動にもかなり影響を与えることになるのでありました。

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