【統合版マイクラ】コマンド講座・基礎編 セレクターについて【Switch/Win10/PE/PS4/Xbox】

【統合版マイクラ】コマンド講座・基礎編 セレクターについて【Switch/Win10/PE/PS4/Xbox】

統合版マイクラでは、コマンドを用いて様々な操作を行うことができます。コマンドの中でも特に重要なのが「セレクター」です。

セレクターとは、コマンドを実行する際に、どのエンティティ(プレイヤー、モブ、アイテムなど)を対象とするかを指定するためのものです。セレクターを使用することで、特定のプレイヤーに限定してコマンドを実行したり、周囲のエンティティを一括で対象としたりすることができます。

セレクターには、主に「@p」「@r」「@a」「@e」の4種類があります。それぞれ、以下のような特徴があります。

・@p:最も近くにいるプレイヤーを対象とする。近くにプレイヤーがいなければコマンドが実行されない。
・@r:ランダムでプレイヤーを対象とする。プレイヤー全員が対象の場合もあれば、誰も対象にならない場合もある。
・@a:全てのプレイヤーを対象とする。
・@e:全てのエンティティ(プレイヤー、モブ、アイテム、エンティティブロックなど)を対象とする。

例えば、「@p」を使用する場合は、最も近くにいるプレイヤー1人が対象になります。プレイヤーが複数いる場合は、ランダムで1人が選ばれます。一方、「@a」を使用すると、全てのプレイヤーが対象になります。

また、「!」「[」を組み合わせることで、条件を指定することもできます。「!」を前につけると、その条件に当てはまらないエンティティを対象とすることができ、「[」を使用すると、条件を満たすエンティティのみを対象とすることができます。

例えば、「@e[type=!zombie]」というセレクターを使用すると、ゾンビ以外の全てのエンティティを対象にすることができます。「@e[type=zombie,name=Bob]」のように、複数の条件を指定することも可能です。

しかし、「@p」や「@r」を使う場合、条件を指定することはできません。そのため、「@e」と組み合わせることで、「最も近くのゾンビ」といった特定のエンティティを対象にすることもできます。

セレクターは、コマンドをより柔軟に利用するために欠かせないものです。また、統合版マイクラでは「/execute」を使うことで、セレクターを使用しながら別のエンティティを対象とすることもできるため、さまざまなコマンドの応用が可能です。

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