マイクロソフトが提供するサンドボックス型のゲームである「Minecraft（マイクラ）」をめぐり、近年注目を集めているマルウェア騒動があります。
マルウェアとは、悪意のあるソフトウェアのことで、コンピューターやスマートフォンなどの情報を盗み取ったり、破壊したりすることができる危険な存在です。
この騒動は、マイクラのフォージと呼ばれるMOD（ゲーム内の改造プログラム）を利用したプレイヤーによって、突如発生しました。フォージは、マイクラの機能を拡張することができるという魅力から、多くのプレイヤーに利用されています。
ところが、このフォージを使用した一部のプレイヤーが、マイクラ内にウイルスを拡散させる行為を行っていたことが発覚。このウイルスは、他のプレイヤーの情報を盗んだり、コンピューターを乗っ取ったりする危険性があります。
幸いにも、マイクラを開発するマイクロソフトは早急に対策を講じ、フォージからウイルスを排除するツールを配信しました。また、ゲーム内でもウイルスを拡散する行為や、ウイルスを含むMODの使用を禁止し、プレイヤーに対して注意喚起を行っています。
しかし、現在もなお、マイクラにはウイルスを含むMODが出回っているため、利用には十分な注意が必要です。特に、不特定多数のプレイヤーと一緒にプレイするマルチプレイヤーでの使用は避けるべきでしょう。
このように、マイクラを中心としたマルウェア騒動が起きている現在、プレイヤーは自身のデバイスや情報を守るためにも、十分な警戒が必要となります。マイクロソフト側も、今後もセキュリティ対策を強化することが求められています。
