マイクラは2009年に公開されて以来、多くのプレイヤーを魅了してきた人気ゲームです。その後も定期的にアップデートが行われ、新しい要素や機能が追加されてきました。しかし、中には導入されてすぐに廃止されてしまったり、実装されていないまま放置されている要素もあります。今回はそんな没にされてしまったマイクラの要素を12選、ゆっくり解説します。
1. レッドストーンブロック
レッドストーンとブロックを組み合わせた「レッドストーンブロック」は、瞬く間に配信停止となりました。このブロックにエネルギーを流すと周囲のブロックが光るという仕様で、光る壁や光る建築物を作ることができるものでした。しかし、導入されてすぐにパフォーマンスの低下が報告され、配信が停止されてしまいました。
2. クリエイティブモードの閃光弾
当初、クリエイティブモードでは閃光弾を無制限に使用することができました。しかし、閃光弾を大量に放置することでサーバーのパフォーマンスが著しく低下してしまうことが判明し、配信停止されました。現在は1回の使用に制限が設けられています。
3. 飢餓バー
「飢餓バー」は、食べ過ぎたり空腹を満たすことで上昇し、空腹状態が持続すると下がるというシステムでした。しかし、飢餓バーが導入された当初は空腹状態が極端になりやすく、プレイヤーがひどく弱ったり死んでしまうことが多かったため、調整されることなく配信停止となりました。
4. 時計の時間表示
時計を作るとマイクラ内の時間を表示できるという仕様がありましたが、実際には時計の形をしたアイコンが表示されるだけで具体的な時間は分からないという問題がありました。そのため、数秒ごとに時計を作り直す必要があり、現在は配信されている時計は実際の時間を表示するようになっています。
5. 赤いドロッパー
ドロッパーと同じようにアイテムをドロップできるブロックです。色が赤く、射出する範囲も通常のドロッパーよりも広かったため、ミニゲームでの使用が期待されましたが、ゲーム内のバグが原因で配信が停止されました。
6. メガネ
プレイヤーが視界を広く見るためのアイテムとして導入されていましたが、肝心の効果がほとんどないことが判明し実質的な役割はありませんでした。また、プレイヤーの見た目を地味にするために着用することもできたため、あまり受け入れられず配信停止となりました。
7. 調整可能な雨
雨の頻度を調整できたり、大雨や小雨の種類を設定できるようになった要素でしたが、実装の際に発生するエラーが多く、定期的な配信が難しくなったため、廃止されてしまいました。
8. 渓谷と島の生成
地形生成時に現れる自然な渓谷や半島のような形状をしていましたが、配信時にはテクスチャが滑らかにならずにエラーが発生したため、現在は配信されていません。
9. 「/testfor」コマンド
「/testfor」コマンドは、指定した条件を満たすプレイヤーやエンティティを検出するコマンドでした。しかし、「/testforblock」コマンドで同じことができることが判明し、必要性が薄かったため配信が停止されました。
10. 宮殿の建造物
ジャングルのバイオームに偶然生成される宮殿の建造物は、希少な宝が手に入るため人気でしたが、配信の際には修正が多く、最終的には配信停止となりました。
11. 矢を挿したら動かない看板
矢を看板に挿して文字を表示することができるようになる要素でした。しかし、矢が消えてしまうため、実質的には使いにくく、配信が停止されました。
12. ボートが水に沈まない
バージョン1.13までは、ボートに乗ると水の上を自由に移動できるようになる「Boat of Not Sinking」機能がありました。しかし、プレイヤーがボートから降りる際にバグが発生する問題があったため、廃止されています。
以上が、没にされてしまったマイクラの要素12選です。マイクラはアイデアが詰まっているため、開発者も試行錯誤しながら様々な要素を追加しています。しかし、必ずしも成功するとは限らず、配信停止や廃止になってしまうこともあります。今後も新しい要素や機能が追加されることに期待しつつ、今回の12選もマイクラの歴史の一部として振り返ってみると良いでしょう。

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