マインクラフトの統合版では、コマンドを使って様々な自動化が可能です。中でも「ドリル」と呼ばれる機能は、自動で採掘を行い大量の資源を手に入れることができる便利な機能です。この機能を使うためには、チャット欄にコマンドを入力するだけで簡単に設置することができます。
まず、ドリルを設置したい場所に立ってチャット欄に「/execute @p ~~~ fill ~-1 ~-1 ~-1 ~1 ~1 ~1 redstone_block replace air」と入力します。このコマンドはプレイヤーの位置から1マス半径の範囲を赤石ブロックで埋め、空気ブロックを赤石ブロックで置き換えるというものです。
次に、チャット欄に「/execute @p ~~~ clone ~-1 ~-1 ~-1 ~1 ~1 ~1 ~ ~ ~」と入力します。これにより、赤石ブロックが埋まっている範囲の空中に、プレイヤーからの相対座標で同じ形状のドリルが生成されます。このコマンドを入力すると、プレイヤーがいる位置から外側に向かって、空洞を掘るドリルが自動的に作られます。
ドリルの掘る速さや向きを調整するには、「/scoreboard objectives add drill dummy」というコマンドを入力し、ドリルの向きを保持するためのオブジェクティブを作成します。そして、「/execute @e[type=armor_stand,scores={drill=1..},name=drill] clone ~-1 ~-3 ~ ~1 ~-1 ~ ~ ~1 ~ ~」というコマンドを入力することで、ドリルの掘る速さや方向を調整することができます。
また、ドリルに付けたいブロックがある場合は、「/replaceitem entity @e[type=armor_stand,scores={drill=1..},name=drill] slot.container. 」というコマンドを入力することでドリルにブロックを装備させることができます。
こうして設置したドリルは、自動で前方に空洞を掘り、ブロックを回収してくれます。ドリルの設置場所や方向は、チャット欄に入力したコマンドの値を変更することで自由に調整することができ、大量の資源を手に入れるのに大変便利な機能です。是非試してみてください。
